9月26日(木)の放課後、セカンダリースクールのインターアクト部員が稲刈りをしました。稲刈りをした場所は、本校の駐車場の一角にある「三輪たんぼ」です。学校が位置する三輪地区は、古代より稲作がさかんに行われてきた田園地帯でしたが、戦後の宅地開発で次々と姿を消し、三輪地区に今なお残る田んぼは一枚のみだそうです。「三輪たんぼ」は長野女子高校のインターアクトクラブが、地域の伝統を守るために耕してきた田んぼです。セカンダリースクールに新設されたインターアクト部も、この活動に参加させていただきました。
慣れない稲刈り鎌を使っての稲刈りでしたが、小さな三輪田んぼの稲はあっという間に刈り取られました。生徒たちはきれいになった田んぼを見ながら「久しぶりの稲刈りで達成感があった」「楽しかった」と満足げでした。最後に刈った稲を束にまとめて干しましたが、その重みに農作業の大変さや普段何気なく食べているお米の大切さを感じられた体験になりました。